桜ヶ丘ボウリングセンターのアマカスアカデミーに通う濱崎りりあさん(綾瀬西高3年)がこのほど、愛知県で開催された「JOCジュニアオリンピックカップ第47回全日本高校ボウリング選手権大会」(女子の部)に出場し、初優勝に輝いた。大会は12ゲームの合計スコアを競い合うもので、りりあさんは合計スコア2600(平均スコア216)を記録した。
重圧に打ち勝つ
この大会には各県の予選を勝ち抜いた選手が集結し、女子の部は103人が出場した。
りりあさんは高校1年の時から出場し、今回が3回目の挑戦。昨年は合計スコア2575を記録したが、8点差で惜しくも準優勝だった。「最後の投球でプレッシャーに負けた」と振り返る。
昨年の経験も活かし、「競技が始まる前は自分の好きな音楽を聴いて、気持ちを整えてから臨んでいる」とりりあさん。「今年こそは」の気持ちで臨んだ予選の9ゲームは、103人中1位で堂々と通過した。
順調に進んでいたが、10人に絞られた決勝の3ゲームでは徐々に他選手も追随し、2位の選手に抜かされそうになる場面も。自身の得点も予選に比べて下がり気味で、投球をするごとに「プレッシャーがすごかった」と当時の心境を明かす。
しかし、「マイナスなことを考えすぎない」と自分に言い聞かせ、最後はプレッシャーに打ち勝ち、初優勝を飾った。
りりあさんは「両親が観てくれている前で全国優勝ができてうれしかった」と話していた。
10月に鹿児島で
りりあさんは10月8日(日)から鹿児島県で行われる国民体育大会の「ボウリング競技」に、県内から2人が選ばれる「少年女子の部」の代表選手として出場する。また、同部門には妹・姫琉さん(大和東高1年)も選出されており、姉妹での活躍が期待される。
2人の指導に携わってきた桜ヶ丘ボウリングセンターの有水督宏支配人は「これからも引き続きがんばってもらえたら」と激励していた。
濱崎さん姉妹は今年度の全日本ユースナショナルチーム(全日本ボウリング協会)にも選出されている。
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