感謝状を持つ長峰支配人（右から2人目）ら
迅速な救急対応で人命を救助したとして、市消防本部で１日、消防長感謝状の贈呈式が行われ、野村不動産ライフ＆スポーツ株式会社が運営するスポーツ施設「メガロス大和」（中央）に対し、馬場誠一消防長が感謝状を贈った。
10月８日午後３時ごろ、同施設に通う50代男性の利用者がランニングマシンを使用中に倒れた。長峰久征支配人（45）とスタッフの古川遊生さん（28）、伊藤郷恭さん（28）は手分けをして１１９番通報、胸骨圧迫、ＡＥＤを男性に装着し電気ショックなどの措置を迅速に行った。
数分後に救急隊が現場に駆け付けたところ、長峰支配人らの迅速な対応が奏功し、男性は一命を取り留めたという。
贈呈式で馬場消防長は「ひとえに施設の組織力、スタッフの皆様一人ひとりの意識の高さによって大切な命が救われたのだと思います」と感謝を述べた。
長峰支配人は「的確に行動したスタッフたちを誇りに思います。今後も安全第一を徹底したい」と話していた。
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