本紙では、特集企画として今年4月に松陽高等学校(横浜市泉区)から大和高等学校に着任し、同校の第一印象を「まさしく伝統校」と語る石井富佐子校長にインタビューを行った。
――生徒たちの様子は
「男女ともに自立してしっかりしているな、と強く感じます。今年5月に体育祭が行われましたが、誕生月別に4チームに分かれてさまざまな種目で盛り上がる様子は青春そのものでした。一方、学業に力を入れたいという生徒からの要望で職員室の前には即席の自習机が設置されるなど、高校生の今、『やりたいこと』『やるべきこと』を両立する自律心が和高生にはあると感じます」
――県内各地から生徒が通っていると聞きます
「昨年5月時点で829人のうち大和市から通う生徒は約1割。横浜や川崎からの生徒が多いです。交通の利便性、自由な校風、進学実績など要因はさまざまではないでしょうか」
――部活動も盛んです
「生徒の約9割が部活動に入り、男子サッカー部は総勢およそ70人。一方、2023年度は国公立に77人が合格するなど『文武両道』の校風は、和高の魅力の一つではないでしょうか」
――在校生にひと言を
「皆さんの高校生活を支えてくれる保護者の方、周囲の人たちへの感謝とともに、日々を大切に過ごしてください。そして、将来は地域のために活躍できる人になってほしいと思います」
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