このほど大和シルフィード株式会社の代表取締役社長に就任した 橋本 紀代子さん 深見西在勤 35歳
サッカー愛で志つなぐ
○…社長就任の打診が来た時「『私で良いのだろうか』という心配があった」。しかし、創設当初からチームに携わってきた者として「自分が務める意義」を見出し、就任を決意した。9日に行われたホームゲームでは、多くの人に応援の言葉をもらったという。「引き続き皆様の応援を受けながら、チームが長く続くための業務を全うし、バトンをつないでいけたら」と凛々しい表情を見せる。
○…相模原で生まれ、幼少期から運動が好きだった。兄の影響でサッカーを始めたのは小学2年生の頃。中学入学後にシルフィードのアカデミーに入り、高校卒業まで通い続けた。「チーム全体で仲が良く『つなげシルフィード』をスローガンに皆で一丸となり試合に臨んだ」と振り返る。先輩には元日本代表の川澄奈穂美選手も在籍しており、「いつもお手本にしていた。ありがたい環境だった」と話す。
○…高校卒業後はシルフィードから離れ、大学や留学先のイタリアでサッカーを続けた。帰国後に「地元のチームでサッカーをやりきりたい」と再びシルフィードへ。2017年の引退まで、全力でプレーを続けた。引退から2年後、事務職の募集がありシルフィードを支える立場へ転身。事務業務のほか、イベント企画やサッカー教室のコーチなど、さまざまな業務をこなした。
○…現在は母親と愛猫と一緒に暮らしている。「大学時代に拾った猫で、名前は『ピーナッツ』です」と優しく微笑む。休日の息抜きはサッカー。「身体を動かすことと仲間と過ごすことが何よりのリフレッシュになる」と笑顔で語る。チームに徹する姿勢とサッカーへの愛情を武器にチームを支え、残りの試合を選手やサポーターらと共に戦い抜く。
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