15日に初開催されたシズル看板グランプリで準優勝した 小野 恵里さん 下鶴間在住 43歳
シズル看板のまちに
○…24色のペンを使い、思わず食べたくなるような食材や料理を看板に描き、15日に初開催されたシズル看板グランプリで準優勝に輝いた。「準優勝できてうれしい。3Dアートみたいだと評価されたことも良かった」と笑みがこぼれる。グランプリには全国から11人のアーティストが出場。観客の前でテーマに沿った看板を作り上げていく。「観客に見られながら描くことに緊張したが、集中していい作品ができた」と大会を振り返る。
○…西鶴間出身。幼少期から絵を描くことが好きで、真っ白な画用紙に自身の世界観を描き出していた。大学は美大に進学し、立体造形を専攻した。シズル看板に挑戦したのは約1年前。デザイナーとして活躍していたこともあり、アトリエの門を叩く決意をした。入門後はカリキュラムを着々とこなし半年でプロ資格を取得。飲食店や美容院など様々な店舗の看板を手掛けてきた。
○…家庭では消防署員の夫と3人の子どもを育てる母としての顔を持つ。趣味は高校から打ち込んでいるダンスで、南林間を拠点に活動するダンスサークルの代表を務めている。「音楽を聴き、振り付けを考えるのが楽しい」と魅力を語る。また、化粧品の新作チェックも楽しみのひとつで、仕事や家事の合間にショップまで足を運び、新色の色合わせを楽しんでいる。
○…市内でシズル看板を利用している店舗や施設はまだまだ少ないという。「シズル看板は描き換えも簡単で安価なのが魅力。絵柄を変えれば様々なジャンルに対応できる」。市内のたくさんの店舗がシズル看板を置くことで、「大和をシズル看板のまちにしたい」と意気込む。目標は市長室にシズル看板を設置すること。
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