大和市は23日、補正予算案の概要を発表した。南林間に建設予定の特別養護老人ホームの工期が変更されたことに伴い、2024年度の予算が減額されるなどして、あわせて2950万円の減額補正となった。補正後の一般会計の総額は902億5733万円。
主な歳出では、住宅用太陽光発電システム設置に対する補助金について申請が当初の想定を上回る見通しとなり、765万円を増額補正する。
そのほか、市民に対する認知症の理解促進にむけた普及啓発にかかる費用として200万円を計上した。いずれも国の補助金を活用する。
南林間9丁目に建設予定の老人ホームは、建設費の高騰などによる入札不調で、着工が遅れる見通しとなった。これにより今年度予算の5670万円を減額する。
補正予算案は、8月29日開会の市議会第3回定例会に上程され、審議される。採決は9月26日の最終日に行われる。