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2024年9月から満3歳児保育を開始した大和市南林間の「聖セシリア幼稚園」
大和市南林間に園舎を構える「聖セシリア幼稚園」は1953年設立で70年以上子どもたちの教育に貢献してきた歴史ある幼稚園だ。
挨拶やありがとう、ごめんなさいが自然に言えるための「すなおな心」、自分がしてもらいうれしかったことを誰かにしてあげる喜びを通してコミュニケーション能力を身につける「人とのつながり」、できないことができるようになる喜びを経験することで最後までやり遂げる力をつけていく「あきらめない気持ち」、の3つを基本として子どもたちの心を育んでいる。
園長の原信江先生は「子どもたちに一番伝えたいことは、『あなたが大切な人です』ということです。ご家族に愛されてきたかけがえのない子どもたちをお預かりして、幼稚園においても自分の存在を大事にしてくれることを体感してほしいと思っています」と話している。
1クラス1担任ではなく、常に複数の目で子どもを見ながら職員間で話し合って保育をする複数担任制。全クラス担任1人と副担任1~2人を配置している。幼稚園教諭の井上先生は「一人ひとりに寄り添った教育ができ、保護者の方に安心して預けていただけるのが特徴です」と話している。
保育終了後にさまざまな課外教室を実施している。先生が引率し、着替えなどのサポートをして各教室へ連れていく便利なシステムがある。全学年対象の隣接されたセントモニカスイミングクラブで行う「水泳教室」や、基礎を重視したレッスンを受けることができる「聖セシリアバレエスタジオ」、年中・年長対象の芝生の園庭を活用した「タグラグビー教室」など盛りだくさんだ。また、仕事で迎えに行くことができない場合は預かり保育に移行することも可能のため、保護者も心おきなく参加させることができるのも魅力だ。
2024年9月1日から満3歳児保育を始めている。これは3歳の誕生日を迎えたら入園できるクラスで、未就園の集いや未就園児を対象に月2~4回保育を行う「未就園児親子教室マリア組」とは違い、満3歳児保育は正式な入園となり、そのまま年少、年中、年長クラスと進級していくもの。
満3歳児保育は、年少組との混合クラスに入り、年上の子どもたちと集団生活の中で社会性の基盤を築いていく。園での生活について知り、まずは幼稚園に慣れることを目標とした簡単な活動からスタートするので保護者も安心して預けることができる。
満3歳児保育も、幼児教育費無償化の対象となるので、経済的な負担も少なく通園が可能。
入園してからは年少組と合同で年間を通して行われる専任指導(水泳、体育、英語)に参加でき、学び、チャレンジする気持ちや楽しさを経験することができる。通園バスの利用も可能で保育時間もほかのクラスと同じ午前9時から午後2時までとなっている。4月から8月生まれで満3歳を迎えた子どもは9月入園で、9月から12月生まれの場合は翌年1月入園となる。
満3歳児保育の担当教諭は「一人ひとりのお子さまのペースに寄り添いながらゆったりと集団生活をはじめることができます。ご興味のある方はお気軽にお問い合わせください」と話している。
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