神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
大和版 公開:2024年9月27日 エリアトップへ

市立病院 手術支援ロボットを導入 10月上旬に運用開始

社会

公開:2024年9月27日

  • X
  • LINE
  • hatena
手術支援ロボットの操作トレーニングの様子=13日・大和市立病院
手術支援ロボットの操作トレーニングの様子=13日・大和市立病院

 大和市立病院(石川雅彦病院長)はこのほど、患者の負担軽減などが期待される手術支援ロボットを導入した。泌尿器科や消化器科、産婦人科の手術で使用される予定で、現在、医師らによる操作トレーニングが行われている。運用開始は10月上旬となる見通しだ。

 病院総務課によると、市立病院に導入された手術支援ロボットは、同院が質の高いがん医療を提供する「がん診療連携拠点病院」として国に指定されていることから、導入が検討されていた。

 手術支援ロボットは「鏡視下手術」の支援機能を持つ。鏡視下手術とは、身体に3〜6カ所の小さな穴を開け、モニターを見ながら電気メスや自動縫合機などを用いて行う手術のこと。導入により「さらに細密な手術が可能となり、各臓器の正常部位への損傷も低減され、患者の早期退院が期待される」と担当者は説明する。

 一方、執刀する医師は立ったまま行っていた手術を操作台に座って行えるため、身体の負担軽減にもつながるという。

 支援ロボットの購入費用は約2億2千万円で、2024年度の公営企業会計から支出した。

 10月上旬の運用開始にむけ現在、医師らが操作トレーニングを実施している。同院の診療部長を務める長谷川哲哉医師(48)は「外科手術領域も新しい技術によりどんどん進化している。10月より導入するロボット支援下手術で皆様に貢献していきたい」とのコメントを寄せた。

 市立病院の診療科目数は33科(24年9月現在)。昨年の手術件数は4867件。

蓮の花の下で眠る 樹木葬型永代供養付ファミリー

「ファミリー」税込33万円~ 問い合わせは0120-70-2504

http://www.saint-sophia.com/ayase/

<PR>

大和版のトップニュース最新6

小中学生のアイデア形に

大和市

小中学生のアイデア形に

11月にごみ拾いイベント

9月27日

手術支援ロボットを導入

市立病院

手術支援ロボットを導入

10月上旬に運用開始

9月27日

交付率は77.4%

マイナンバーカード

交付率は77.4%

全国、県平均下回る

9月20日

94歳の元少年工が熱弁

94歳の元少年工が熱弁

東俊賢さん「経験を後世に」

9月20日

百歳以上は108人

大和市

百歳以上は108人

男性8人、女性は100人

9月13日

9.7億円で最多更新

ふるさと納税住民税控除額

9.7億円で最多更新

受け入れ額は減少

9月13日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 9月27日0:00更新

  • 9月20日0:00更新

  • 9月13日0:00更新

大和版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年9月28日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook