(一社)大和青年会議所(高橋謙太理事長/大和JC)は11月19日、大和市社会福祉協議会(石井敏英会長)へ子ども用車いす1台(16万円相当)を寄贈した。同日の寄贈式には大和JCの会員5人が出席。市社協から感謝状を受け取った。
これは「プルタブ事業」として2002年から始まった取り組み。市内の小・中学校や公共施設約40カ所にプルタブ回収ボックスを設置し、04年から毎年寄贈している。今年は約300kgが集まり、手作業で不純物を取り除いた。
社協では保有している大人用車いす44台に対し、子ども用は3台と少なかった。そこで昨年までは大人用を寄贈していたが、今年は社協からの要望で子ども用車いすが贈られた。
高橋理事長は「社協の要望に応えることができて良かった。年々アルミの価格が下がっていて苦しい部分もあるが、今年も市民の協力で実現できた。来年以降も続けていきたい」と話していた。
石井会長は「子ども用車いすの寄贈はとてもありがたい。大切に使わせていただければ」と感謝を述べた。