大和、海老名、座間、綾瀬市の今年1月1日から10月31日までに発生した火災件数の累計は、前年同期比で4市ともに減少している。
昨年まで5年連続で出火原因が「放火」・「放火の疑い」がトップだった大和市は、今年10月31日までに発生した火災31件のうち、最も多かったのはコンロからの出火6件だった。大和市消防本部では「火災件数が減少に転じた明確な要因は不明だが、市民の方々の防火意識が高まっていることの表れでは」と話す。
海老名市消防本部は、前年同期比で12件減少について「オール電化の普及や社会的な背景として喫煙率の低下などが影響しているのでは」と分析。同市は昨年1年間で発生した29件の火災のうち、34・5%を占めた「建物火災」が減少しているという。
4市の中で火災発生件数が最も減少した座間市消防本部は「火災予防運動による呼びかけが奏功したのでは」と話し、綾瀬市消防本部は、「ご自宅にある火災警報器の定期的な作動チェックを」と引き続き注意を呼びかける。
予防の意識を
4市の消防本部では、空気が乾燥する冬から春に向けて警戒を強めており、「乾燥する時期が進むので放火対策として、自宅周辺に燃えやすい物を置かずに火災予防に努めてほしい」と協力を呼びかけている。
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