大和商工会議所青年部の会長に就任し、地域の活性化に取り組む 小幡 剛志さん 中央在住 36歳
多くの人の目を大和に
○…45歳までの若手経営者や後継者、幹部社員などが所属する大和商工会議所青年部(YEG)。その新会長にこの4月、就任した。これまで行ってきたことを継続しつつ、町おこしを念頭に「大和といえばコレ、というモノを作りたい」と、青年部オリジナルの商品開発にも積極的に取り組む。「大和は今、シリウスや商工会議所新会館のオープンなど、動きが活発な時。これを機に街をさらに賑やかにして、多くの人の目を大和に向けられれば」と、意気込みを語る。
○…青年部への入会は、6年ほど前。会の活動についてはそれほど詳しくなかったが、建築設計事務所を経営しながら、神奈川大和阿波おどり振興協会の副会長をはじめ、様々な団体の役職を務める父親の背中を見ていて、人とのつながりの大切さをずっと感じていた。「自分もいつかは、こういう団体に入るだろうなと思っていました」。そう振り返ったあとに「今はいろいろな役職をやりすぎていますけどね」と、いたずらっぽい笑顔を見せる。委員長や副会長などを歴任しながら経験を積み、今回の会長就任となった。
○…大和小、大和中、大和南高出身で「ずっと大和に住んでいます」と、きっぱり。小さいころは草サッカーなどで遊んだ。自称「運動オンチ」ながらも、中学では陸上部に所属し、「一度始めたことを、途中でやめるのは嫌だった」と、高校でも続けた。神奈川大学建築学科へ進学し、卒業後は厚木市にある建築設計事務所に就職。「外」の世界で色々な仕事の仕方を学び、実家の事務所に移籍した。
○…今は妻と1歳5カ月の娘との暮らし。幼い子どもの話題になると、自然と目じりが下がる。休日には、社会人になってから始めたというフットサルで汗を流し、冬にはスノーボードも楽しむ。好きな言葉は漫画『スラムダンク』の名言の一つ「断固たる決意」。その思いを胸に、約60人の仲間と一歩を踏み出す。
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