「県議会議員選挙」は10日に投開票が行われ、海老名市選挙区では長田進治氏(45歳)、綾瀬市選挙区では笠間茂治氏(61歳)が、それぞれ再選を果たした。
今回の選挙は両市選挙区ともに、現職に民主党公認の新人が挑む構図となった。
海老名
海老名では震災を受け被災地の救援と神奈川県の防災対策の構築を訴えた長田氏に対し、新人の相原志穂氏(34歳)は、主婦目線から、子育て世代や高齢者ケアの充実を訴えた。
相原氏が女性票をどこまで取り込めるかが焦点となったが、結果は長田氏が3万票近くを獲得し圧勝。長田氏は「この選挙を4年間の通信簿という位置づけで考えてきた。結果は海老名の県政をしっかり担えとの声と考えている。その期待にしっかりと応えていきたい」と話した。
綾瀬
一方、綾瀬では5期目を目指す笠間氏に民主党の新人、吉岡憲史氏(33歳)が挑んだ。
昨年12月に立候補を表明した吉岡氏は、県議会議員給与の一部受け取り拒否や医師不足の解決、子育て支援の充実などを訴えた。
浮動票の取り込みを狙ったが、4期16年の実績と強い組織力を持つ笠間氏は、綾瀬で生まれ育った市民が綾瀬で就職し、綾瀬に住み続けるまちづくりをテーマにした「地育・地就」を訴え1万6千を超える票を集め、5選を果たした。
笠間氏は支援者を前に「『地育・地就』をテーマに掲げ、市民参加を訴えてきたが投票率は低かったことは残念。市民にまちづくりに対する参加意識を持っていただけるようこの4年、仕事をしていきたい」。
投票率は海老名市が44・09%、綾瀬市は41・61%だった。
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