65歳以上の高齢者が行う介護ボランティアに対し、ポイントを付与する海老名市の事業「えびな元気お裾分けクラブ」が運用開始から半年を迎えた。84人の高齢者が会員に登録し、洗濯物の整理や食事の配膳、散歩の付き添いといった軽度のサポートを提供している。
市高齢介護課によると今年1月1日時点で65歳以上のいわゆる高齢者が市内には2万7442人暮らしているという。「お裾分けクラブ」はこの世代の健康増進や介護予防、社会参加や地域貢献による生きがいづくりを目的とした取り組みで昨年6月から始まった。
このようなポイント制度は2007年に東京都の稲城市が導入。その後、全国各地の自治体に広がりを見せている。
県内でも横浜市や相模原市、藤沢市などで運用されているが、介護施設に加え、一定の条件を満たし介護を必要とする高齢者が暮らしている一般世帯も活動の場とするのは、県内では海老名が初めてのケースだ。
活動のテーマは「できる範囲で」
クラブに登録できるのは65歳以上の市民で、オリエンテーションを受講した後、会員として登録。ケアマネージャーらを通して社会福祉協議会内に設置される事務局に寄せられた「依頼」に対し会員が派遣される。
話し相手やレクリエーションの相手など「自分のできる範囲内」でボランティアを行うことで、ポイントが付与される仕組みで、原則的に1日で2ポイント、年間で100ポイントを上限に1回の活動につき1ポイントを得ることができ、貯まったポイントは1ポイント100円相当として換算する。
いちごや温麺特産品と交換
集めたポイントに応じ、いちごや米、温麺、ラーメンなど、海老名市やトライアングル交流都市である宮城県白石市、北海道登別市の特産品と交換することができる。
「スタンプを集めるという楽しみをもたせたこの制度をきっかけにして、高齢者の方々の生きがいにつながれば。より多くの方に参加いただきたい」と話す。
新たに9人登録次回は2月20日
1月28日に開かれた説明会には65歳から77歳まで14人の市民が参加。このうち9人が新たに会員に登録した。そのうちのひとり、社家に暮らす山内紀子さん(73)は「3月にパート先を定年退職する。外に出る機会を作らなくてはと思い話を聞きに来た」と話した。
次回は2月20日(木)に説明会が催される予定。会場は総合福祉会館で時間は午前10時から正午まで。
参加を希望する場合には18日(火)までに市社会福祉協議会【電話】046・232・1600へ事前連絡が必要となる。
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