海老名・座間・綾瀬版
公開:2015年3月20日
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本郷に暮らす池亀かよさん宅の庭で絶滅危惧種に指定され「幻の山野草」とも呼ばれている「ニホンオキナグサ」が開花している。
ニホンオキナグサはキンポウゲ科の多年草で、池亀さんによると、かつては日本全国に自生していたが宅地造成などに伴い生育できる環境が変化し激減。絶滅の危険が増大している種を定める、絶滅危惧種II類(VU)に指定されている。
池亀さんがオキナグサを育て始めたのは10年ほど前。幼少期には身近にあった野草が絶滅の危機にあることを知り、園芸店で1株購入。試行錯誤の末、現在では毎年約500株が開花するほどになった。
幼少期に目にしたオキナグサが自生する風景が頭に焼き付いていることから、庭は幼少時代に見た自然に近い状態にこだわり、オキナグサが育ちやすいよう野草などを植え、自然に近い状態を楽しむ「ナチュラルガーデン」を整備した。
150坪のガーデンには植物が植えられ、現在は日本種サクラソウやショウジョウバカマ、ラショウモンカズラなどが見頃を迎えているという。
観賞を希望する場合は池亀さん【携帯電話】080・6645・2898へ。
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