任期満了に伴い4月12日に投開票された県議会議員選挙・海老名市選挙区(定数1)で、3期目を目指す現職・長田進治氏(49・自民党)が2万7468票を獲得し、初当選を目指す相原志穂氏(38・民主党)の1万2047票に大差をつけ再選を果たした。投票率は39・29%だった。
県議選は、4年前と同じ顔ぶれの一騎打ちの選挙戦となった。
12日の投開票日、長田氏は事務所で待機し午後10時35分頃、当選確実の報が届くと、大きな歓声と拍手が沸き起こり、支援者らとともに万歳が繰り返された。長田氏は「選挙戦では具体的にこれまでやってきたこと、これからやることを訴えてきたことが認められたと思っています。次の3期目は県議会議員としては若手ではなく、中堅、それ以上の立場で県政、県議会を動かしていく。県全体のために働き、海老名のために恩返しをしていきたい」と抱負を語った。
一方、対抗馬として注目された相原氏は出馬表明の遅れなどが響き惜敗。しかし、選挙戦終盤の支援者の広がりには大きな手ごたえを感じた様子で「街の盛り上がりと温かさを感じた」とコメント。「幼稚園の延長保育拡大」や「県央地域への第3次救急医療機関の誘致」といった母親目線での主張に同調する声が今回特に多かった事などから「何らかの形で、引き続き訴え続けていきたい」と今後に向け含みを持たせた。
市選挙管理委員会によると、有権者数は10万3334人、投票者数は4万604人で39・29%の投票率。前回の44・09%、前々回の47・78%に比べ、年々投票率が下がっているという。
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