子どもたちが水辺に出掛け新たな発見や体験をするとともに、表現することで感性を育んでほしいとの思いから実施され、29回目を迎えた「全国児童水辺の風景画コンテスト」。今回は各地から9696点の応募が寄せられ、入賞作品40点を選出。その中でも特に優れた作品4点に贈られる最優秀賞に、柏ケ谷小3年の西中湖羽さんと上星小2年の市川千陽さんの2人が選ばれた。
最優秀賞のひとつ、農林水産大臣賞を受賞した西中さんの作品「魚をとる人々」は、大漁を喜ぶ人の姿を資料を元に描いたもの。漁師があふれんばかりの笑顔で働く様子が生き生きと描かれているとの評価を受けた。
一方、市川さんの「さかながつれたー」は文部科学大臣賞を受賞。家族で海に行き大きな魚を釣った時の喜びを表現した作品で、自然を楽しむ様子が生き生きと表現されているところが評価された。
12月6日に市役所で行われた表彰式では、2人とも「選ばれてとても嬉しい」とコメント。伊藤文康教育長は「海老名から2人も選ばれこんなに嬉しいことはない。絵の人が笑顔で描かれていて、見ている私たちも嬉しくなる」と語った。
2人は幼稚園生の頃から、市内上今泉の絵画教室「アトリエENDO」に通っている。同教室の遠渡恵美子代表は「教室には他にもこのコンテストで特別賞や銀賞などに選ばれた子もいます。自分のことのように嬉しいです」と話した。
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