海老名の生き物がかり⑱ タネツケバナ
このコーナーでは、海老名市を拠点に活動するサークル「野草観察の会」(伊藤健三会長)が、市内に咲く四季折々の植物を紹介します。
桃の節句で日差しも一段と和らくなり、海老名耕地の田んぼにも耕運機のエンジンの音が響き稲作りの準備が始まるころ、タネツケバナが白い花を開き始めます。最近は機械で田植えをするために苗代は見られなくなってしまいましたが、苗代に播く種籾を水につけ、芽出しをしてきました。ちょうどこの時期に咲きだすことからタネツケバナの名がついたといわれています。冬の寒い時期は地面に這いロゼット状をしていますが、草丈は10〜20cmと伸び、花はアブラナ科の特徴で4枚の花弁を付け、大きさは3〜5㎜と小さいです。よく似た仲間にはオランダガラシがあり、クレソンと呼ばれ肉料理の添え菜として使われています。大根、キャベツ、白菜などの野菜の多くはこの仲間です。
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