海老名市は転入者増・転出者抑制を行い人口増加を図るため、市内外への魅力の発信方法をまとめた「アクションプラン」を発表した。市内では扇町・めぐみ町で開発に伴う人口増も見込まれており、人口減少時代へ対応を施す。
同プランは、2015から5年間で転入者数の合計目標を3万人とする「人口ビジョン・かがやき持続総合戦略」内の、シティセールスの推進に注力したもの。
ホームページをはじめ、フェイスブック等のWEB配信ほか、公共交通機関での広告やデジタルサイネージ等、すでに実施している事業に加え、若い社会人世代をターゲットにした「居酒屋コースター」、市民一人ひとりが市をPRする「情報発信隊」の結成、「えび〜にゃダンス」の制作などの新規事業等も盛り込まれている。
さらにラグビーW杯の公認キャンプに内定した事を受け、交流イベントなどの機会を創出、「おもてなし推進事業」として全国及び海外に向けた発信も行っていく。
人口減少時代に備え
15年の転入者は5343人、16年は5398人だった海老名市。転出者数を差し引いてもいずれも300人以上が転入超過している。
市シティプロモーション課=写真右下=では、転入者増と転出者抑制を二本柱に、「他部署とも連携をとりながら市の魅力を発信していきたい」と話している。プラン遂行期間は1年間で、年度単位で順次見直しを行う予定。
市内では、25年度を目途に開発が進んでいる海老名駅駅間地区(めぐみ町)で約2500人、ららぽーと海老名周辺(扇町)で約3000人の流入が見込まれている。
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