海老名市議会(倉橋正美議長)が、市民と対話を図る「議会報告会」を開催する。今報告会も昨年に引き続き、市民の意見を汲み取るために「フリーテーマ」の時間を設け、多くの意見に答えていく意向だ。市議会議員はここで出た意見や要望を議会に生かし、海老名の魅力あるまちづくりへと繋げていく。
この報告会は市議会が2012年から進めている議会改革の一環。議員活動の周知を図るとともに、市民からの意見や要望などを汲み取る機会を創出しようと40年以上ある議会の歴史の中で2015年に初めて報告会を実現した。
第1回では主に市議会での活動を紹介、2回目は政務活動費や議会への関心をテーマにグループディスカッションを行った。3回目の昨年は「公共施設の在り方」を議題にあげ、料金の有料化や運営方法などについても話し合われた。また、フリートークでは市政に関する活発な意見交換が行われた。参加者からのアンケート結果によると、「今後も参加したい」と答えた人が9割を超えるなど、市民からの関心の高さが伺えた。
開催にあたって広報委員会の委員長を務める永井浩介市議は「人口減少時代において注目される海老名の輝きを持続させる為にも、幅広い世代の方のアイディアをお聞かせ下さい。子連れも高校生なども大歓迎ですのでお気軽にお越し下さい」と呼び掛ける。
第1回から参加している市民の一人は「一般市民の意見や疑問に対応してくれる、こうした機会があるのは嬉しい。また、他の人の意見を聞く事で自分の関心の幅が広がるので楽しい時間。もちろん今年も参加したい」と話している。
報告会は7月14日(土)の午後1時〜上今泉コミセン、6時〜えびな市民活動センター ビナレッジ、28日(土)は社家コミセンで午後1時から開催する。誰でも参加することができ、希望者は予約不要で会場に直接。問合せは市議会事務局【電話】046・235・4931。詳細は市議会ホームページ【URL】http://ebina.gijiroku.com/へ。
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