世界最高峰のダンスコンテストで3位入賞チームの一人として活躍した 山口 雄太さん 中央在勤 28歳
好きこそものの上手なれ
○…世界一のダンサーになる――。決意をして約10年。大学時代に日本一に輝き、見え隠れする”世界一”に向けて、日々努力を続けている。今回の世界3位で満足する表情は見せない。「個人での世界大会に挑戦する。環境・活動を整えて何度でもチャレンジをしていきたい」と熱い思いを語る。
○…杉久保小・大谷中学校出身。3歳から高校時代まで、遊ぶ暇なく”水泳”に人生をかけてきたが、成績に伸び悩み、気持ちの糸が切れた。そんな高校時代最後の文化祭、友人に誘われて参加し出会ったのがダンス。「かっこよく踊りたいけど、やってみたら難しくて…それがまた楽しかった。水泳と違ったのが『人に負けたくない』という気持ちが芽生えた事。まだ初心者だったのに」と微笑む。
○…大学に進学するやいなやダンスサークルに入会。飲み会などには一切参加せず、ひたすらダンスの練習に励んだ。元々の高い運動能力に加え、あらゆる時間を費やしたこともあり、コンテストで優勝を果たすなど一気に成長。世界大会に参加する機会にも恵まれた。「言葉が全く通じなくても、ダンスは世界で通じる。改めて楽しさを知った時間だった」と振り返る。
○…就職活動はダンス以外にピンと来るものがなく断念。両親を説得し、アルバイトと練習を続けた末、縁あってダンスインストラクターとして就職。現在は海老名市内で教室を運営する。子どもを中心とした生徒たちは数々の大会で賞を受賞している。最近の海老名のダンス文化の発展については「私が所属する(公社)海老名青年会議所が主催する『えびフェス』や、市の行事としても広まっている事は嬉しい限りです。ダンスを通じて、多くの人が交流し成長できる環境になれば」と願う。
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