10月14日に行われる「えびな商工フェア」の実行委員長を務める 本多 圭一さん 河原口在住 54歳
父の背中超えるため
○…体験や物販などを通して市民に直接PRできる「えびな商工フェア」。市民と事業者の橋渡し的なイベントで、今年実行委員長を務める。「周知のおかげで、来場者は毎年増えている。市内の企業や事業者が一堂に会すので、さまざまなブースを覗いてみてほしい」。出展者は年々増えており、飲食ブースやステージイベントも盛りだくさん。市内最大級の催しを今週末に控え、気合十分だ。
○…創業50周年を迎える「厚木倉庫(株)」の2代目。東名高速道路に厚木インターチェンジができると知った父が、物流業界の転機を先読みし、河原口に起業した。自身が43歳のとき、父が他界。専務として会社のことは理解していたつもりだったが、いざトップの席に着くと、先代が業務以外に様々な地域活動に携わっていたことを知った。自社の利益だけを追求するのではなく、こうした貢献のもと会社が存在しているのがわかるとともに、父の大きな背中を見た気がした。
○…信条は「何事もできるだけ断らない」。案件が多くても手を抜くことなく、一生懸命こなして初めて、先代の偉大さがわかると思うから。商議所のほかにも、大和間税会の副会長や大和法人会の海老名地区幹事、女子サッカーチーム「大和シルフィードを応援する会」の副会長など、複数の役職をこなす多忙な日々を送る。
○…「雑誌で話題の店に出かけるのが好き。こう見えて意外とミーハーなんですよ」。週1回のテニスやジム通いも楽しみの一つ。中学から始めたテニスには今でも夢中で、錦織圭選手とのツーショットは一番の宝物だ。また仕事柄、物流に関わる国に興味があり、昨年は経済大国・アメリカへ。いずれ世界各国に足を運びたいと、今から楽しみが尽きない。
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