市内中新田に暮らす今福麻奈美さんが、静岡県内で10月27日と28日の2日間で行われた「平成30年度全日本卓球選手権大会 マスターズの部(女子30歳以上)」で初優勝した。今福さんは「『練習は裏切らない』この言葉を信じて、やってきた。本当に夢のような気分で嬉しい」と笑顔いっぱいに話した。
(公財)日本卓球協会が主催する同大会。今福さんは女子サーティの部にエントリーし、6月の県予選でベスト4入りし、本選への切符を手にしていた。全国大会には昨年ベスト16にランクインした選手と全国から県予選を勝ち抜いてきた67人が参戦した。
4度目の挑戦となる全国の舞台。「絶対優勝」を合言葉に2週間前から休まず練習に励み、本番に向けて準備を進めてきた。迎えた本番は、相手を寄せ付けない”ストレート勝ち”を重ね、駒を進めた。準決勝では1セット奪われるも、落ち着いた戦いで勝利をものにした。
決勝の相手は、昨年の覇者。欠点のないオールラウンダー型の強敵で、1セット目は1ポイントしか取れず、「負け」の2文字がよぎった。そんな時に支えになったのが、ベンチコーチを務めていた夫。試合を進めながら戦略を練り、今福さんにアドバイスした。こうして徐々に相手の攻略法をつかみ、2セット目を取り返した。互いにセットを奪い合い、フルセットへ。最終セットも点をとっては取り返す展開に。最後はチャレンジャー今福さんの攻めの気持ちが王者を上回り、悲願の優勝を手にした。
今福さんは「試合中だけでなく私生活から夫の支えがあり、また周囲の方の応援が力となり、ここまでこられた。皆さんに本当に感謝したいです」と喜びを語った。
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