有馬図書館の館長を務める 平賀 進さん 門沢橋在勤 56歳
人生を楽しむには「探究心」から
○…ぬいぐるみのお泊り会から朗読会、映画観賞会など、子どもから大人まで様々な世代が楽しめる催しを企画している有馬図書館。尼崎や韮崎、青梅などの図書館館長を歴任し、4月から同館で着任。「落ち着いた雰囲気でとても気に入っております。図書館の使い方は人それぞれで、楽しみ方はいくつもありますが、まだまだ知られていません。イベントなどを通してお伝えしていければと思います」と意気込む。
○…同館指定管理者のえびな学びコンソーシアム構成企業である(株)図書館流通センターに入る前は大手出版社に勤め、求人や住宅、飲食など多くのジャンルに携った。中でも旅行情報誌が一番長く、営業や制作進行、審査等の担当をしていたという。大学時代から「民間・公共サービス両方ともやってみたい」と考えていたこともあり、47歳のときに転職し、現在に至る。「年齢を重ねていたので、公共サービスを行えると思っていませんでしたが、無事やりたいことが出来て感無量です。地域のつながりを大切に頑張っていきます」
○…仙台生まれだが、転勤族で東京、静岡、愛知、山梨と、高校生までは各地で過ごした。幼少期から探究心が強く、大学卒業後も「面白そう」という理由で、就職先を決めた。「人生は一度きりですからね。何でも『面白そうだから』と楽しみたいんです」と満面の笑顔を見せる。
○…趣味は情報収集と車での旅行。時間がある時には歴史をはじめ食事や温泉など、その土地の施設を調べ実際に体験するのが”人生満喫の手段”。「何でも調べられるインターネットが普及している時代でも、本で調べ、足を使って見に行くのは大切ですね。図書館もこうした”遊び”ついででも新たな発見がありますよ」と目を輝かせた。
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