法令などを墨書きした板札”高札”の展示が、きょう8月23日(金)から25日(日)まで歴史資料収蔵館(河原口2の27の3)で行われる。明治維新の年に出された「五榜の掲示」をはじめとした高札など7点が並び、昔の海老名域の様子を垣間見ることができる。市教育委員会では「日頃は公開していないので、貴重な機会となります。ぜひご覧になっていただければ」と話している。
高札は法令・禁制などが記載されたほか、「御上」の権威づけの役割などもあり、特に江戸時代で全盛をきわめたとされている。明治6年からは長文の法令を記すことができない事から廃止され、印刷技術が進み、高札から紙へと周知方法が変わっていった。
海老名の歴史では「新編相模国風土記稿」に高札場の数の記載があり、150年ほど前の現海老名域には31カ所の設置があったという。中でも渡船場や街道筋が多かった河原口村と上今泉村には4カ所と一番多かった。
今回の展示会では、中新田村と国分村の江戸時代から明治時代初期の高札7点を特別公開。慶応4年の五箇条の御誓文により天皇を中心とした新しい政治の基本方針を明らかにした翌日、民衆に対して決まり事を定めた「五榜の掲示」が展示される。また、市が収蔵する最も古いものでは享保6(1721)年の徳川吉宗時代に鷹場制度を復活させた際の御留場(一般人の狩猟厳禁他)が設定された”鷹場札”なども公開される。
展示会は9月20日(金)から22日(日)にも実施。問合せは市教育総務課【電話】046・235・4925へ。
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