海老名・座間・綾瀬版
公開:2019年11月1日
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相模川や多摩川、鬼怒川など、ごく一部の川流域でしか見られない絶滅危惧種「カワラノギク」のお花見会があす11月2日(土)、相模三川公園内の上郷河原野菊園旧圃場で開催される。午前11時から。参加費無料。
カワラノギクは高さ50〜70cmほどに生長し、10月中旬から12月頃に花を咲かせるキク科の二年草。同園周辺でも約20年前まで自生が確認されていたが、洪水の影響で流失してしまったという。そこで、もう一度花を咲かせたいと、市民団体「カワラノギクを守る会」が1997年に結成。2012年に新たな圃場の整備と種まきを行い、以来その保全に努めてきた。
悪天候続くも、開花
同会によると、今年は台風19号の水害で新圃場は約20cmの土をかぶったものの、旧圃場では1株10輪ほどの花を咲かせ始めたという。同会の担当者は「今年は台風以外にも天候不順が続き、開花が心配されていたが、無事に開花した。これからも順調に多くの花を咲かせてくれるものと期待している。お花見会では、来場者のみなさんと一緒にこの1年の苦労をねぎらいたい」と話している。
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