国分寺台在住の石田忠さん(76)の初の個展「ビー玉コロコロ 木のおもちゃ」が、12月20日(金)から22日(日)まで市民ギャラリーで開催される。午前10時から午後5時まで(初日は11時から、最終日は4時まで)。入場無料。石田さんは「子どもから大人まで楽しめるので、会場で触れて遊んでほしい」と呼び掛ける。
プロ顔負けのクオリティ
2007年の発足から、壊れたおもちゃを”治療”する「えびな・おもちゃ病院」の代表を務めている石田さん。今回の展示では「修理に訪れた子どもが待ち時間中に遊べるように」と用意した木のおもちゃをはじめ、15年間に作りためた渾身の約40点が並ぶ。その多くは、階段やスロープ、サークルから落ちたビー玉がコロコロ、カタカタと転がっていく様を楽しむ「からくり式」。仕掛けは歯車や手回し、エレベータ式などプロ顔負けの精巧さで、色付け・仕上げも店頭に並ぶものと遜色ない。
5人の孫に喜んでもらおうと、おもちゃ制作を始めた石田さん。「子どもは音が鳴ったり動くものが大好きだから、本やテレビを参考にして、寝る間も惜しんで試行錯誤しました」と語る。
個展では妻や娘、孫の家族総出で、来場者を出迎える。石田さんは「夢中になって遊んでくれるのが何よりも嬉しい。壊れても良いんです。そこからたくさんヒントをもらいましたから」と話す。
問合せは石田さん【電話】046・232・6373へ。
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