新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐ公立小中学校の臨時休校が、海老名市で2日、座間市と綾瀬市で3日に始まった。公共施設の閉鎖や議会日程の変更なども相次ぎ各地で警戒が強まっている。【中面に関連記事・情報は3月4日現在】
一斉臨時休業
安倍晋三総理大臣の要請を受けて実施された一斉臨時休業は海老名市で小学校13校と中学校6校、座間市は同11校と同6校、綾瀬市は同10校と同5校。綾瀬市は16日(月)から午前中に登校予定、海老名市は3月25日(水)まで、座間市は3月24日(火)まで休業する予定。
卒業式はいずれも中学校3月11日、小学校同19日。座間市は小中学校ともに参加者は卒業生と保護者2人以下で行い、来賓者と在校生は不参加。綾瀬市は規模を縮小して行う方針で、海老名市は学校と協議して決定するとしている。
定時に換気
綾瀬市では2日夜に庁内会議を開き「できることはやる」との方針で翌日以降の対応を決定。午前10時と正午、午後3時の庁舎内換気の実施を決め放送の定時呼びかけを開始した。
議会にも影響
感染拡大の予防は議会にも影響を与えている。海老名市議会は2日、12日と13日に予定していた一般質問の中止を決定した。12日は本会議を開き補正予算案の採決を行う。13日は休会。
16日から18日まで一般質問がある綾瀬市議会は予定通りだが、事前通告した16人のうち5人が質問を取り下げ、一部議員が質問を減らし3日間だった日程が短縮される。座間市議会は日程の変更はないが議長が2日、会期中の円滑な議事進行を要請した。
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