新型コロナウイルス対策として国が1人当たり10万円を支給する「特別定額給付金」の給付事業が全国の自治体で始まり、綾瀬市で13日、海老名市では19日から振り込みが始まった。座間市は5月末の振込開始を予定している=5月20日起稿。
海老名市
海老名市の給付対象は6万1012世帯(13万716人※4月27日時点)。4月27日に財務部と市民協働部の職員ら17人による「特別定額給付金チーム」を立ち上げ、状況に合わせて全庁体制で職員を動員している。
5月7日に開始したマイナンバーカードによるオンライン申請は18日午後9時の時点で2458件を受理。給付金のために開設したコールセンターでは1日あたり80から150件の問い合わせに対応している。
5月19日には、オンライン申請の878世帯(2200人)に対し計2億2千万円を振り込み、22日には第2回目の825世帯(2068人)に計2億6800万円を振り込む。
郵送申請用の書類は5月20日に発送を開始。オンライン申請した世帯にも用紙が届くが二重の振込がないようチェック体制を強化する。申請受付から2週間をめどに順次振り込むという。
座間市
座間市の給付対象は6万2574世帯(13万1844人※4月27日時点)。企画政策課に特別定額給付金担当の職員5人を配置して事務作業にあたっている。
5月1日に開始したオンライン申請では17日時点で2895件を受理。郵送分は22日に発送する。17日までにオンライン申請をした世帯には郵送はしない。
オンライン分は5月末に第1回目を振り込む。
綾瀬市
綾瀬市の給付対象者は3万8322世帯(8万5231人※4月27日時点)。企画課内に「定額給付金担当」を設置し、職員11人、並任職員18人、派遣職員10人で事務作業にあたっている。
5月1日に開始したオンライン申請は17日時点で約1000件を受領。申請書の郵送は13日に発送を開始し。21日までに配布が完了する見通し。
オンライン申請者では15日付で658世帯(1652人)の振込が完了し、15日から給付を開始。郵送分は25日から順次振り込む。
詐欺に注意
市や警察は特別定額給付金に便乗した詐欺への警戒を呼び掛けている。これまでに3市で給付金に関連する被害は報告されていないが、総務省も当初から通帳やキャッシュカード、マイナンバーなどを渡さないよう注意喚起している。
座間警察署では「市の職員が電話や訪問で個人情報を引き出すことはない。怪しいと思ったらすぐに警察へ通報を」と注意を呼び掛けている。
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