インターハイや甲子園の中止など、新型コロナが高校生の部活動に影響を及ぼしている。複雑な思いを抱えながら6月の学校再開を待つ中高3年生も少なくないのではないだろうか。昨年夏、陸上円盤投げでインターハイに出場し、県立綾瀬高校から順天堂大学に進んだ大学1年生の齋藤祥太郎さんに、後輩への激励メッセージを寄せてもらった=以下寄稿文。
メッセージ
私たちは今、辛くて我慢しなければならい日々に直面しています。全国中学体育大会(全中)や全国高等学校総合体育大会(インターハイ)などの大会が中止となり、行き場のない感情が溢れている学生アスリートも少なくないと思います。
今年がラストシーズンのみなさんのなかには、全国に出るため血のにじむトレーニングをし、競技に多くを賭けてきた人もいると思います。
新型コロナの影響で大会が消え、結果を残すために努力してきた日々に意味があったのかと考えてしまうでしょう。
しかし、何かに情熱を持ち、努力してきたことは、競技に限らず、今後の人生において大きな糧になると思います。大会の中止で違う形になってしまいますが、競技と真摯に向き合ったことが報われる日は、いつか必ず訪れると思います。
私は順天堂大学に進学しましたが、まだ大学に行けない現況です。こんな時だからこそ、本来の目標を見失わずチャレンジ精神をもって、毎日を大切に過ごしています。
当たり前がそうでない事に気づいたこの機会に、日ごろから私たちを応援してくれている身近な人に感謝の気持ちを伝えてもいいかもしれません。一緒に乗り越えましょう。
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