海老名・座間・綾瀬版
公開:2020年6月5日
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座間市は、タブレット端末約7900台の購入費約3億8千万円を盛り込んだ一般会計補正予算案を開会中の市議会定例会に追加提出する。当初の整備計画を2年早め「児童生徒1人1台端末」を加速させる。
1人1台端末整備は、国が「GIGAスクール構想」で示した施策パッケージを活用した自治体が、国の補助金を活用して進める。2020年度までに「高速大容量通信の校内整備」、23年度までに「1人1台端末」を実現させることが二本柱で、黒板とチョークによる一斉学習に、タブレットなどのICT機器を活用する「個別最適化」の学習を組み合わせるもの。
19年度末までに約1600台の端末を整備してきた座間市は「GIGAスクール構想」を活用して、小学校11校を受け持つICT支援員4人を新たに採用し、22年度までに「1人1台端末」の実現を目指してきたが、新型コロナによる臨時休校を踏まえ、残りの約7900台の端末購入を2年前倒して、今年度内に完了させることを決めた。
座間市では、今年度中に小中学校内の通信網整備を完了させ、情報端末を介した学校と家庭双方向のやり取りができる学習環境の整備も検討している。
追加補正の予算案は6月9日に上程予定。端末購入費約3億8千万円のうち、2億8千万円は国庫補助を活用し、残りの1億円は財政調整基金を活用する。
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