海老名・座間・綾瀬版
公開:2020年8月21日
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神奈川県高校野球大会の第11日、大和スタジアムで綾瀬と対戦した横浜隼人の先発マウンドに、海老名市立有馬中学校野球部出身の中島涼晴があがった。
横浜隼人のコーチによると中島は「入学当初は体が細く、投球フォームもバラバラ。目立つタイプの選手ではなかった」という。その中島は高校進学を決める際に、近隣の公立高校で野球を続けることも考えたというが「やはり高いレベルで挑戦したい気持ちが強かった」と、強豪の門をたたいた。
横浜隼人では授業前の朝は自主練習。中島は毎朝6時半にはグランドに立ち、基本練習を繰り返した。こうした入学直後からの地道な努力で次第にチームメイトの誰もが認める存在となり、やがて水谷哲也監督の目にも留まる存在となった。
この日の中島に対し水谷監督は「コツコツコツコツと基本的で地道な努力を重ねることができる選手。そうした部分が今大会で花開いた」と、高評価を与えた。
試合後にインタビューに応じた中島は「いろんな人の思いを背負ってのマウンドなので、少しでも恩返ししたいと思いマウンドに立った。今日は勝てたことが一番。7回の1点は慎重になりすぎた」と試合を振り返っていた。
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