(PR)
新型コロナウイルスに備える歯とお口のコラム【4】 マスク、手指消毒、歯・舌磨き習慣を!
私たちはウイルスへの感染対策として、毎日マスクを着け、手を洗い、手指の消毒をしています。そもそも手を消毒する理由とは何でしょう?
まず手や指先からウイルスは感染しません。消毒をするのは手に付いたウイルスが口などに入らないよう防ぐためなのです。マスクも同様です。
ここからがポイントなのですが、ウイルスが口に入ると、いきなり感染して、発症してしまうと考えがちです。
しかし実際にはウイルスが舌や歯周ポケットで増え続けて発症に至ると考えられます。
その量が明暗を分け、肺に広がることも考えられます。
「ウイルスの侵入口になる構造物(受容体)が舌の細胞や味を感じる味蕾細胞に非常に豊富である」との研究報告があります。これは新型コロナの関連症状である味覚障害とも関係しています。
現時点では未だ根拠は確立していませんが、毎日の口腔ケアと歯科クリニックでの専門的ケアで発症を抑えられる可能性は否めません。
歯磨き粉の界面活性剤はウイルス皮膜を破壊する為、舌の上にも付けてヌメリを取ると唾液の抗ウイルス成分が隈なく行き渡ります。ウイルスが口に入らないためにあれだけ頑張っているのですから、ウイルスが口の中にも入る前提で、ひと手間かけましょう。
(医学博士 武内博朗)
![]() |
|
<PR>
|
|
|
|
|
|
|
|
<PR>