海老名市社家の海老名運動公園で暮らすポニーのチョコ・エビーが6日、元気な赤ちゃんを出産した。市によると、仔馬はメスで体長66センチ・体重13キロで生まれ、母子ともに健康。7日に市が2世誕生を発表した。
海老名運動公園のポニーは、2015年に姉妹都市提携を結んだ北海道登別市から2010年に海老名市に贈られた。海老名市が都市部の排ガス規制強化で使用できなくなった消防ポンプ車5台を登別市に寄贈したことを受けて、その返礼として登別市が海老名市にメスのポニー2頭を贈った。
ポニーの名前はチョコ・エビーとミルク・ビーナでいずれも11歳。名前は1700通の応募から選考されてつけられた。
運動公園では毎週火曜日から日曜日までの週6日、午前と午後にそれぞれ1時間半ずつ乗馬や馬車で、公園を訪れた家族連れ客とふれ合っている。
海老名市は今年11月の市制施行50周年を見据え、昨年5月に2頭の妊活を目的に埼玉県内の牧場で過ごさせた。その結果、チョコ・エビーの妊娠が判明し、市民に公表していた。
チョコ・エビーの出産予定日は4月25日から5月11日ごろとされたため大型連休を前から産休に入り厩舎で過ごしていたところ、5月6日夜7時半ごろ出産したという。
この間、男性飼育員が連日夜勤を続け、通常勤務の飼育員との2交代制で出産を待ち続けていた。
市は今後、仔馬の名前募集やお披露目の準備に取り掛かるが、チョコ・エビーの精神状態や仔馬の健康に配慮して当面は静かな環境で産後休暇と育児休暇を取得してもらうことにしている。
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