海老名・座間・綾瀬版
公開:2021年8月6日
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夏休みを過ごす外国籍の子どもに、日本語や宿題を支援をする市民活動が7月21日、綾瀬市で始まった。8月27日まで市内6カ所の公共施設を回り、午前と午後のそれぞれ2時間、合計53回の予定で巡回教室を開く。
綾瀬市内には小学校10校と中学校が5校あり、児童生徒数のの5・7%に及ぶ400人の外国籍の児童生徒がいる。この巡回教室に取り組む市民グループ「にぬふぁぶし」の門間 亜里沙さんによると、日本語の日常会話はできても授業の用語に馴染めず学力が低下しやすい。夏休みは日本人の友達と接する機会が減り、1学期に向上してきた語学力も低下しやすい。
7月27日に綾北福祉会館で開かれた教室に参加した益崎杏奈さん(寺尾小4年)は、家ではポルトガル語で会話をする。この日は学校で配布されたタブレット端末を持ち込み教室に参加し、「授業の言葉は難しい。楽しいので毎日来たい」と話していた。
門間さんは「日本語の支援が必要な子は大勢いる。活動には市も全面的に協力してくれるのでこれからも連携したい」としている。
日本語教室は子ども向け。予約不要で参加自由。活動への問い合わせは市民活動推進課【電話】0467・70・5657。
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