座間市商工会(長本享一会長)はこのほど、テレワーク・シェアオフィス利用のための施設「Bizプラザ」をオープンした。個室とフリースペースがあり、創業準備の場としての活用も見込む。
座間市商工会では、新しい生活様式や多様化する働き方に適応する労働環境の整備を検討。老朽化が進んでいた本館に、通信環境や空調換気の整備や耐震補強などの改修工事を行い、テレワーク対応施設とした。オフィスを構える前の創業準備の場としての活用も想定している。
プラザは2階建てで、1階は広さ5・25〜6帖の個室が7部屋ある。部屋には机や椅子を備え付け、Wi-Fiや充電設備を完備。2階は個室1部屋のほか、簡単な仕切りで区切られたフリースペースが設けられており、利用者相互の交流もできる場とした。
工事は発注者である商工会に代わり、計画から引き渡しまでをコンストラクションマネージャー(CMR)が管理するCM方式がとられた。CMRを担い、商工会の副会長でもある椋(むく)茂廣さんは「地元業者に個別に発注ができ、地域のたくさんの方の思いのつまった工事ができた」と話す。
個室は1カ月単位で貸し出し可能。フリースペースは半日単位で利用できる。市商工会は「自宅でテレワークをされている方や創業の準備をされている方々へ、有益ある場所として活用していただきたい」と話す。
工事の当初事業費は5998万円。このうち
5180万円は市が新型コロナ緊急対策として予算を確保した。
8日には、佐藤弥斗市長と吉田義人議長が視察に訪れて説明を受けた。佐藤市長は「多くの方に利用される場になってほしい」と話した。
見学は随時受け付けている。(問)市商工会【電話】046・251・1040
![]() フリースペースを視察する佐藤市長と吉田議長(右から)
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