座間市交通安全協会の副会長で、関東管区警察局長表彰を受けた 川口 和義さん 座間市ひばりが丘在住 78歳
実直に地域に貢献
○…定年退職後、近所に住んでいた当時の会長に誘われ始めた交通指導員。活動を苦に思ったことは一度もなく、「地域のため」と18年続け関東管区警察局長から夫婦で表彰を受けた。「一件でも事故が減ってほしいという思いで取り組んできた。表彰はとても励みになる。指導員として外出するときには、いつも文句ひとつ言わず送りだしてくれた妻に感謝をしたい」と喜びを語る。
○…市の一大行事であるひまわりまつりから地域の盆踊りまで、イベントがあれば制服を着て交通指導にあたる。「コロナ禍で機会が減ってしまっていたが、今年の夏は出番が多そう」と目を輝かせる。毎月1日と15日に小学校の門に立つのも大切な役目。「『ご苦労様』と声を掛けられると嬉しい。この歳になって地域のたくさんの方と交流できるのは気持ちのいいことです」
○…三池炭鉱で栄えた福岡県大牟田市に生まれた。幼い頃から野球が好きで、「中西・豊田の黄金期」から地元・西鉄ライオンズのファン。地域で一番の俊足で中学では陸上部に。工業高校に進学し、金属を扱う化学メーカーへの就職を機に上京した。10年の工場勤務ののち、28歳で営業職へ異動し定年まで勤めた。「商材も理解していたし、人とのかかわりも好きだった。接待ゴルフもね」とほほ笑む。
○…25歳で職場結婚し、営業職への異動と同年に座間に居を構えた。「初めて来たとき、蛇口から出てくる水がおいしくてびっくりした。緑が多くて住みやすいと思った」と振り返る。野球をプレーする機会はなくなったが「ライオンズ」愛は変わらず、西武球場に足を延ばすことも。「健康の秘訣の一つが交通指導員。これからも精一杯務めます」。娘2人、孫3人、ひ孫3人。
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