神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

海老名市女性職員 「昇進したい」は6% 仕事と家庭、両立に課題も

社会

公開:2022年10月28日

  • X
  • LINE
  • hatena
海老名市役所
海老名市役所

 海老名市は18日、管理職を含む正規女性職員を対象にアンケート調査を実施し、その結果を公表した。昇進に関する問いでは、「昇進したい」と答えた人の割合は回答者全体の6%で、「昇進したくない」とした人は10%だった。19ページにわたる調査結果は、市のホームページで公表されている。

 この調査は、市長の特命ポストとして今年度から新設された女性活躍担当(参事)が、各種支援の前提となる職員の意識を把握をするために実施した。今年度は若手、中堅の世代ごとに、傾聴を念頭に置いた取り組みに着手している。

 6月に行った調査では任期付き職員を除く市役所の女性正規職員305人を対象に全部で16項目の設問を示し、管理職を含む214人から回答を得た。回答率は70・2%だった。

主な結果

 昇進の意向では、「どちらかといえば」を含めると「昇進したい」が27%、「昇進したくない」は28%で、5割弱が「どちらともいえない、分からない」と答えた。女性職員の管理職登用には「進んでいる(どちらかといえばを含む)」と答えたのは全体の41%で、「どちらともいえない、分からない」は44%、「進んでいない(どちらかといえばを含む)」は15%だった。

 今後も海老名市役所に勤務したいか、との問いには、51%が「定年まで勤めたい」と答えた。21%が「定年より前(5〜1年以内を含む)に辞めたい」とし、辞めたい理由では40%が「仕事と家庭の両立が難しい」ことをあげた。「職場でのモチベーションを高めるために重視していること」には、87%が「職場の雰囲気」、67%が「仕事とプライベートの両立」と答えた。

 女性活躍担当の岡田尚子参事は「国や県の調査とほぼ変わらない傾向だということが分かった。今後は男性職員を対象とする調査も実施して男女差も捉え、取り組みによる経年変化も追っていきたい」としている。

海老名・座間・綾瀬版のトップニュース最新6

綾瀬市民の新たな足に

綾瀬市民の新たな足に

シェアサイクル実証実験

11月22日

海老名のイチゴで醸造

海老名のイチゴで醸造

廃棄果実に着目

11月22日

綾瀬をミュージカルに

綾瀬をミュージカルに

歌と踊りで名所を表現

11月15日

県ベスト介護セレクトに

海老名市「シェ・モア」

県ベスト介護セレクトに

「サービスの質」向上で

11月15日

綾瀬拠点に全日本4連覇

綾瀬拠点に全日本4連覇

工業団地のチーム「7C」

11月8日

自転車「ながら運転」厳罰化

自転車「ながら運転」厳罰化

改正道交法が施行

11月8日

緑のある暮らしをサポート

剪定・刈込・伐採など植木のお手入れ承ります!

https://ueki-ya.com/

至高の休日スタイル 

神奈川・東京の注文住宅専門会社「RayCraft (加藤工務店)」

https://kato-koumuten.com/

<PR>

あっとほーむデスク

  • 11月22日0:00更新

  • 11月15日0:00更新

  • 11月8日0:00更新

海老名・座間・綾瀬版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年11月27日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook