神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

綾瀬市 全戸に紙袋配布へ 可燃ごみ減量、資源化啓発で

社会

公開:2023年1月6日

  • X
  • LINE
  • hatena
綾瀬市が配布する紙袋
綾瀬市が配布する紙袋

 資源物でありながら可燃ごみと一緒に捨てられる紙類を減らそうと、綾瀬市は今月中旬から、市内全戸に回収用の紙袋を配布する取り組みを始める。資源化を進めることでごみの減量化にもつなげたい考え。

 家庭から出される紙類はその多くが資源化できるものだが、可燃物と一緒に捨てられて焼却処分される量が少なくない。綾瀬市の場合、2021年の調査によると、家庭系可燃ごみの総量のうち資源化できる紙類が2・7%混入していた。

 可燃物のうち最も多いのは、ほぼ手付かずで捨てられる食料品(厨芥類)の40・2%で、次に多いのがプラスチック製容器包装の14・3%、さらに、汚れていて資源化できない紙類が18・2%と続く。資源化できる紙類はこれらに次いで多く、綾瀬市ではすぐに取り組める減量策として昨年春に同市綾西地区で試験配布を開始。週に1回、資源物として収集する紙類の量がそれまでの1・5倍に増えたため、この取り組みを全市に展開することを決めた。

 ごみ減量化で司令塔役を担う綾瀬市リサイクルプラザの担当者は「可燃物に混入する資源物を分析するとプラスチック類が多くを占めるが、次に紙ごみが多くある。今回の取り組みをきっかけに資源化できるものはよりしっかりと分別することをお伝えできれば」と、話している。

 紙袋の配布は1月中旬から3月にかけて順次、戸別配布する。行き届くまでに時間を要するが、「その間は家庭にある紙袋で従来通り分別して頂きたい」(担当者)としている。紙類の資源化では座間市が1月4日、官民連携の新収集スキームを開始するなど取り組みが強化されている。

海老名と綾瀬の家族葬専用式場

樹木葬と家族葬「ゆかりえ」友引相談会開催中

https://www.fujimishikiten.co.jp/

「綾瀬寄席」を開催!

その他イベント情報はHPから

https://ayase-bunka.com/

<PR>

海老名・座間・綾瀬版のトップニュース最新6

自家用車で「ざまパト」

自家用車で「ざまパト」

大学院生ら活動開始

12月13日

4選手が県代表入り

綾瀬ジュニアバドミントン

4選手が県代表入り

全国で活躍誓う

12月13日

定数削減の検討開始へ

綾瀬市議会

定数削減の検討開始へ

議員報酬・政活費は増も

12月6日

対策の歴史を記録

海老名市

対策の歴史を記録

「コロナ業務白書」にまとめ

12月6日

国税庁長官賞を受賞

相模中3年高橋さん

国税庁長官賞を受賞

税の作文コンクールで

11月30日

「市境ロス」解消に期待

消防通信指令業務

「市境ロス」解消に期待

4市一元化まで2年

11月30日

至高の休日スタイル 

神奈川・東京の注文住宅専門会社「RayCraft (加藤工務店)」

https://kato-koumuten.com/

<PR>

あっとほーむデスク

  • 12月13日0:00更新

  • 12月6日0:00更新

  • 11月29日0:00更新

海老名・座間・綾瀬版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年12月18日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

X

Facebook