(PR)
WHOガイドラインでも言及 肥満と認知症の関係 取材協力/えびな脳神経クリニック
全世界で60歳以上の20人に1人が罹患する「認知症」。世界保健機関(WHO)のガイドラインで肥満と認知機能の関係が言及されていることについて、えびな脳神経クリニックの尾崎聡理事長に聞いた。
―肥満と認知機能にはどのような関係があるのでしょうか?
肥満とは脂肪が過剰に蓄積された状態のことをいい、食生活の変化やコロナ禍の影響による運動不足が原因で近年増えています。肥満は高血圧や糖尿病といった生活習慣病のリスクを高め、認知症の発症にもつながると言われていて、特に中年期の肥満は認知症のリスクを高めることが報告されています。
ガイドラインによるとBMIの数値で肥満と判定された方が体重を減らすことは認知症の発症リスク軽減、認知機能領域の改善ができると結論づけています。過度なダイエットは推奨できませんが、生活習慣病予防の観点からもバランスの良い食事や適度な運動を日々の生活に取り入れて、体重のコントロールを心がけてください。
|
|
|
|
|
|
|
|
|
<PR>