相鉄線「羽沢横浜国大駅」と東急線「日吉駅」を結ぶ新路線「相鉄・東急直通線」が3月18日に開業する。海老名―新横浜は最速25分、乗り換えなしで目黒までつながり、県央地域から東海道新幹線の乗り換えや都心へのアクセスが向上する。
今回開業する相鉄・東急直通線は、西谷から羽沢横浜国大の区間を新横浜まで延伸した「相鉄新横浜線」(6・3Km)と、新横浜―日吉を結ぶ「東急新横浜線」(5・8Km)を運行する。
東急線方面への直通線は朝の一部の列車を除き、相鉄本線は平日ダイヤで1時間あたり2〜4本、1日54本。相鉄いずみの線は1時間あたり2〜4本、1日に46本を運行する。
これまで海老名から新横浜へは、小田急線「町田駅」でJR横浜線に乗り換える経路で、40分〜50分を要していた。直通線の開業は乗り換えの負担がなくなり、所要時間も大幅に短縮される。海老名市在住でサッカーJ1の横浜F・マリノスファンの男性は、「子どもを連れて日産スタジアムへ行っていたので、新横浜まで乗り換えなしは楽になる」と歓迎する。
相鉄・東急直通線は、東京メトロ南北線や副都心線、都営三田線など7社局14路線に乗り入れる新たなネットワークも形成した。
これにより一部列車の直通線で、海老名から大手町(都営三田線)は最速70分、永田町(東京メトロ南北線)へは最速66分、新横浜から浦和美園駅(埼玉スタジアム線)までは、最速84分で結ばれた。
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