海老名・座間・綾瀬版
公開:2023年9月21日
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日本のインクルーシブ教育を学ぼうと、JICA横浜の研修に参加している世界17カ国の教育関係者が、9月14日に海老名市立今泉小学校(和田修二校長)の授業を視察した。
インクルーシブ教育とは、障がいがある人とない人がともに学ぶ仕組み。同校は不登校や障がいのある子どもが通う校内フリースペースのステップルームなどの取り組みを行っている。
研修実施の背景として途上国の障がいのある子どもたちの9割が学校に通えず、十分な教育を受けることができていない現状がある。JICA横浜は2014年からこの研修を行っており、9年間で42カ国、134人が参加している。
視察したスリランカからの研修員は「障がいのある子どもたちが個々で活動しており個人に合わせ教育をしていることに驚いた。自国に戻ったら導入したい」と話した。
また、5年生136人との交流会も行われ、研修員は民族衣装や食文化を披露し親睦を深めた。
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