星の学校を主催する海老名天文同好会の会長を務める 高橋 典嗣さん 海老名市東柏ケ谷在住 66歳
天体の魅力伝われ
○…小中学生に、宇宙や天体に興味を持ってもらおうと開催している「星の学校」は35回目を数えた。3日間の授業で自身は学長を務め、「感動している様子が好き」という理由で、机を並べて授業にも参加する。同学校は教員を志す大学生が講師として運営に携わり、模擬授業を実践する機会も提供。中には昨年の失敗を糧に、今年も講師役に名乗り出る大学生も。「成長した姿を見るのも楽しみ」と微笑む。
○…東京都大田区出身。小学校時代に「月食」をテーマとした自由研究で金賞を受賞したことで宇宙や天体に興味を抱いた。小4で海老名市へ引っ越すと、海老名中では天文クラブに所属した。「最先端の情報を教えてもらう機会が欲しい」と天文学の専門家に連絡を取り、講演会に参加するなど独学で知識を深めた。こうした学生時代の経験から、星の学校の開校を思いついた。
○…大学卒業後、教育系の企業に就職したが天文学への情熱は冷め止まず、大学院に再入学して研究者を志した。安定した収入を捨て、好きな研究に没頭させてくれた妻には「感謝しかない」ときっぱり。現在は武蔵野大学教育学部の客員教授で、教員を志す学生を育てることに情熱を注ぐ。自身の知識を学生らに伝え、「子ども達の興味を惹くような話題の引き出しを増やしてあげたい」と語る。
○…星の学校は当初「1回限り」で開校したが、翌年に保護者や子ども達から次回の問い合わせが相次いで継続を決定した。昨今、子ども達の理科離れが指摘される中で、星の学校の講師陣には天文学者として活躍するかつての卒業生も名を連ねている。天文団体は若者の参加が少ないという一方で、「そろそろバトンタッチかな」と世代交代を考えている。
池辺晋一郎の指揮で歌う合唱団員募集練習2月~、4/13開催「春を想う・コンサート」で混声合唱曲「悪魔の飽食」を唄います。申込はメールで galerie.claude@icloud.com https://note.com/natty_clam8933/n/ncd98a52246af |
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