綾瀬市の早園地区センター(早川2934)で11月10日(日)に「早園地区センターまつり」が開かれる。午前9時50分から午後2時まで。
同センターで活動する文化団体が日頃の成果を披露。会場では日本舞踊やおはやしなどの発表、絵画や手芸品などの作品展示も行われる。
会場の早園地区センターは築57年を数え、市が2021年に策定した「綾瀬市公共施設再編計画」で建替えが決まっている。12月28日には休館し、来年から工事が始まるため、現施設で行う早園地区センターまつりは今回で最後となる。
同センターは、1929年に開校した旧綾瀬小学校早園分校の校舎を活用。現在の施設は67年に建設され、早園小学校の開校を機に72年に地区センターとなった。館内には長い廊下をはじめ、会議室には黒板、事務所は職員室を利用するなど、当時の学び舎の面影を色濃く残している。
長らく市民活動の拠点として地域住民に親しまれてきたが老朽化が進み、公共施設を再編する全国的な流れも受け、建替えとなった。
旧早園分校卒業生の斉藤恒夫さん(71)は「グラウンドでボール遊びをしたことを思い出す。当時の面影がなくなるのはさみしい」と懐かしむ。
新施設は同敷地内に建てられ、隣接する早川自治会館も統合したものとなる。防災拠点としても機能し、バリアフリー化も施される。供用開始は27年3月の予定で、休館中の市民活動は近隣施設で行われるという。
イベントに関する問い合わせは早園地区センター【電話】0467・78・1160へ。
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