将来のオリンピック選手の発掘を目的とする「JOCジュニアオリンピックカップ第38回全国都道府県対抗中学バレーボール大会」に出場する、神奈川県代表チームのメンバーに座間市立東中の岡島美岬さん(3年)と綾瀬市立綾瀬中の佐藤優月(3年)さんが選出された。
県代表のメンバーを決める選考会は8月から6回行われ、約200人が参加。12人が選出された。2人は、高さを武器に攻守での活躍が求められるポジションのミドルブロッカーとして持ち味を発揮した。
岡島さんはバレーボールアニメ「ハイキュー」がきっかけで、中学入学後にバレー部に入部。「個々の力が合わさり、目標に向かってがんばれるところ」が競技の魅力といい、東中ではキャプテンを務めていた。
佐藤さんも中学入学後にバレーを始めた。3歳上の姉の影響がきっかけだった。クイック攻撃やブロックで頭角を現し、チームの主力に。県代表のメンバー入りを「部活を頑張っていたので嬉しい」と喜ぶ。
大会は12月25日から28日の日程で、大阪府のAsueアリーナ大阪など4会場で実施。県代表チームは大会に向け、県外遠征で練習試合を重ねて強化に努めている。
2人は「優勝」を目標に掲げ、岡島さんは「自分の価値を証明できるように頑張りたい」、佐藤さんは「最高のプレーで恩返ししたい」と意気込みを話した。
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