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入れ歯の悩み とことん向き合う 入れ歯治療の「駆け込み寺」ひらの歯科医院
食べる、話すという毎日の当たり前を支える「入れ歯」。痛みや噛めない状態などを我慢しながら使ってはいないだろうか。入れ歯治療の「駆け込み寺」として当紙でも取材してきた『ひらの歯科医院』の平野哲也院長に、入れ歯作りに大切なポイントを聞いた。
「高いお金をかけて作ったのに上手く噛めない」。精密入れ歯治療(自由診療)に特化する同院には県内外から患者が訪れる。その声を聞く中で平野院長は「誤解を生じる情報が発信され、正しい知識が知られていない」と感じたという。
入れ歯の材料は色々あるが、「大切なのは材料よりも適切な診査・診断」と力説する。口の状況は人それぞれ。「なのに、準備が不十分なまま型をとって材料だけ良いものを使ってすぐ入れ歯を作るケースが多い」と警鐘を鳴らす。本来の自由診療は、時間をかけて「満足できる入れ歯」をとことん追求できる。同院では専任の入れ歯カウンセラーが悩みを聞き、歯科医師が精密検査と診断を行って治療用「仮義歯」を作成。実際の生活に使用することで「本当に必要な調整点」が見つかる。「柔らかいシリコンや丈夫な金属などを状況にあわせて使い分けることが大切。適切な治療と調整があってはじめて材料の良さが活きる。だから満足度が違う」とほほ笑んだ。
YouTubeはじめました
同院では、11月からYouTubeチャンネル『教えて‼ひらてつ先生』を開設。平野院長が疑問や悩みに回答。動画で答えてほしい悩みも募集中だ。
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