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海老名・座間・綾瀬 社会

公開日:2024.11.30

いちご栽培のハウス内 海老名市
受粉用のハチ大忙し

  • 低い音を立てて飛び回るマルハナバチ

  • 巣箱を見る武井さん

 海老名市本郷の武井いちご園で、このほど受粉用のハチが飛び始めた。

 ハウス内で栽培しているのは約6千株の「とちおとめ」。深みのある甘さが特長で、いずれ実となる白い花が点々と開花している。蜜を集めるミツバチが使われることもあるが、武井哲也代表が放っているのは黒い個体のマルハナバチ。低温に強いハチで花粉を食べて花々をまわっている。天気が良いと活発に飛び、1匹で800ほどの花を受粉させるためハウス一棟分なら数匹でまかなえるという。巣箱には数個の穴が開いており、開花状況に合わせてハチの数を調整する。

 海老名の栽培農家でのハチによる受粉はおおむね10月下旬〜11月上旬から始まり約半年間飛ばす。いちごの収穫シーズンは12月下旬ごろから。酷暑の影響で、例年よりやや遅めになるという。

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