プロ初優勝を佐藤市長に報告した 高橋 しずくさん 座間市在住 24歳
無心のプレーで夢へ
○…プロ2年目に「夢のようなもの」だと思っていた初優勝を掴み取った。12位タイでスタートした決勝ラウンドでは得意のパッティングが序盤から冴え、上位に浮上。トップで18ホールを回り終えて、ライバルのスコアを見守った。「プレーを終えてからはドキドキでした。優勝できて本当にうれしい」と、笑顔がはじける。
○…ゴルフを始めたのは5歳の時。ゴルフ好きの祖父や両親の影響で、地元の座間ゴルフに通うようになった。他の習い事も体験してみたが、一番楽しいと思えたのはゴルフだった。高校生になると、3年連続で全国大会に出場するなど頭角を現し、幼少期からの憧れだったプロを意識するように。壁は厚かったが、「ゴルフが好き」という思いで一心に練習に取り組み、4度目のテストでプロ入りを果たした。
○…大会中は突発的な体調不良を避けるため、生ものは一切口にしない徹底した食事管理をする。その一方で、楽しみはスイーツ。中でもアイスクリームが大好物で、週に一度のご褒美と決めているが、「本当は毎日食べたい」と心の声も。競技を離れるとスキーが趣味で、検定1級の腕前だという。冬のシーズンオフには家族でゲレンデに行き、リフレッシュしている。
○…ゴルフはメンタルのスポーツ。「遠くに飛ばしたい」「いいスコアを取りたい」という欲を自制することが結果を出す秘訣だという。集中力を高めるために、瞑想や呼吸法もトレーニングに取り入れている。その甲斐もあってか、大会では我慢強いプレーを披露し、結果につなげた。目標は、常にシードを獲得できるような強くて、礼儀正しい選手になること。競技のみでなく、人としても高みを目指し続けている。
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