歓喜の歌、練習に熱 本番は12月16日(日)文化会館
年末の風物詩として定着した「第九」を海老名市内で歌おうと2002年から一般公募で集まった合唱団が披露する「えびなベートーヴェンコンサート第九」。2年に1度開催されており今回10周年を迎える節目のコンサートには160人を超える市民が応募し、すでに練習が始まっている。
今里の「みなみ幼稚園」で行われた、この日の練習には今回ステージに立つ100人を超える団員が集結。ソプラノやテノールなどパートごとに音の高低、出し方など細かい注意を受けながら、繰り返し確認しあうように練習が行われた。
海老名の第九の初演は1980年に市内で活動する3つの合唱団が参加して開かれたが、翌年の開催以後途絶えていた。その後22年たち市内を活動拠点にするレーベンフロイデ合唱団のメンバーら有志が「海老名で第九を歌おう会」を立ち上げ、市民の手づくりによるコンサートとして再開させた。
10周年の記念コンサートとなる今回は、ソリストにソプラノの佐藤美枝子氏やテノールの成田勝美氏、オーケストラに東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団を迎え「第九」をはじめテレビドラマ「のだめカンタービレ」でも知られる「第七」、さらにベートーヴェンがウイーンの劇場の落成式を祝うために作曲し、日本ではまだ数回しか演奏されていない「献堂式」も披露する。
問合せは同会事務局【電話】046・233・4727へ
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