建設が進むさがみ縦貫道路(圏央道)は今年度末までに海老名インターチェンジ(IC)と相模原市南区当麻付近に開設する相模原愛川ICまでの区間が開通する予定で整備が進められている。中日本高速道路(株)(NEXCO中日本)によると、工事は「順調」で、予定通り供用が開始される見込みだ。
縦貫道路は2010年2月末に東名高速道路から分岐し、海老名ICまでの1・9Kmが部分開通した。今回開通するのはこの県内唯一の開通区間から北伸した約10・1Km。3月末までに相模原愛川ICまでの供用がスタートする予定だ。
区間内には厚木市中依知付近に圏央厚木IC・ジャンクション(JCT)が設置され、国道129号線や国道246号線の渋滞緩和にも、期待が寄せられている。開通日や通行料金などについてNEXCOでは「現時点では公表していない」としている。
14年度中には全線開通予定
13年度中には相模原愛川から高尾山ICまでの区間が開通する予定で中央自動車道への接続が完了する。 一方、海老名ICから南へ目を向けると、新湘南バイパスに接続する茅ヶ崎JCTから寒川北ICの区間は今年度中の開通が予定されている。
最後に残るのが海老名JCTから寒川北ICまでの4・3Km。この区間についても当初は今年度中の開通を目標として工事が進められてきた。
しかしJR相模線や新幹線との交差地点の工事に時間を要するため、昨年5月に「14年度の開通」へと変更した。この区間が開通すれば、「弱い」とされる県央の「縦のライン」が全線開通する。
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