「2014横浜DeNAベイスターズジュニア」の最終メンバー18人がこのほど決まり、有鹿小学校6年生で有鹿バッファローズに所属する投手・板垣翔大さんが海老名市内からは初となるメンバー入りを果たした。
ベイスターズジュニアチームは(社)日本野球機構とプロ野球12球団が連携し、2005年から開催している「NPB12球団ジュニアトーナメントENEOS CUP」の参加チームのひとつ。過去には桐光学園で甲子園に出場し、奪三振記録を樹立した東北楽天イーグルスの松井裕樹投手など、後にプロの舞台で活躍する選手も数多く輩出している。
今年のセレクションには18人の選抜メンバー入りを目指し、県内外から660人が参加した。板垣さんは海老名市少年野球連盟の推薦選手としてエントリーし、投球や守備の技術を審査する二次選考、試合形式の最終選考を通過。ジュニアチーム結成10年目にして、海老名市内からは初となる選抜選手となった。
自信持つ直球は高校生並116キロ
「周りは幼稚園や小学1年生で野球を始めた選手が多い中、しばらくは試合に出られなかった」とバッファローズの監督を務める父・大進さんは息子の翔大さんが野球を始めた小学3年生のころを振り返る。
「頑張ったら上手になるよ」という監督の言葉を胸に、毎日、毎日、自主練習に打ち込んだという翔大さんは野球歴わずか3年だが、市内の注目選手に成長。恵まれた体格から投じられる直球は116キロと高校生並みの球速を誇るまでになった。
36・7倍という狭き門を突破してのメンバー入りを受け、翔大さんは「セレクションにはレベルの高い選手を見て学ぶために参加したが、まさかメンバーに選ばれるとは思っていなかった。球のスピードには自信がある。コントロールに磨きをかけチームの勝利に貢献したい」と抱負を語った。
8月31日に横浜市内で開かれた結団式で昨季からジュニアチームの監督を務めるベイスターズOBの鈴木尚典さんは「昨年の3位の雪辱を果たし、今年こそは優勝できるように頑張ろう」と選手たちに激を飛ばした。
大会は12月28日から30日にかけて福岡ヤフオク!ドームで開催される。
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